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五日目① [スタートラインに立って] [ホノルルマラソン]

14.DEC.2008

舞い上がっていたので、マラソン当日の写真はほとんど撮っていない。。。


01:00
寝たような、寝てないような感覚。気持ちが高ぶっていて横になっても、寝付けずに熟睡などまったく出来なかった。そうこうしている内に、こんな時間になったので、無理して寝ても意味ないと思い、起きてレースに向けて準備。クヒオ通りにはすでに、ゼッケンをつけたランナーが数人歩いている。JTB配給のおにぎり+カリカリベーコン+あったかラーメンを食べて体調を整える。
当日の朝食.jpg
勝負服に着替えて、Konaコーヒーをすする。ChanpionChipのシューズへの取り付け最終確認、ゼッケン+JTBカードのシャツへの留め具合確認、着替え荷物のチェックを再度行う。捨てても良い長そでとかっぱ、バナナ+水をビニール袋に入れてさて、出陣。ウェストポーチの中身もチェック(アミノバイタル、黒糖あめ、ぶどう糖、ティッシュ、部屋の鍵、小銭)。水は前日に煮沸して、冷蔵庫で冷やしておいた物。
勝負服.jpg

02:10
ホテルの向かいがBus停。数十人がすでに集まっていた。大型BUSが到着したので、JTBカードを見せて乗車。1歳前後の赤ちゃんを連れた、お母さんとおばあちゃんが隣。おかあさん、趣味を継続するのはすばらしいことだと思う。コンベンショナルセンターを超えて、アラモアナSCに到着するも、バス渋滞でなかなか、降りれない。ちょっと待って、バスを降りてから、GateでJTBカードとゼッケンを見せて、荷物を預ける。大会事務局の荷物預けは前日にカピオラニ公園に持参するしくみと比べると、たしかに、楽ちん。


02:45
アラモアナSCのバス停屋根下で、休む。本当のツアー参加の皆さんはそれぞれが数十人単位で集まって、Upやら説明に聞き入っている。自分は、一人でストレッチ。そうこうしているうちに、東京女子体育大学のユニフォームを着たお姉さんが近くでUpを始めた。さすが、本物は違う、1回1回のストレッチの質と言うか、内容が濃い。真似してやってみたら、ハムストリング釣攣りそうになったので、やめた。


04:00
相当数のランナーが整列を開始しているので、ぼちぼち、スタート地点へ移動。目標タイム別に上りが立っていて、自分でスタート地点を選ぶ仕組み。3時間~4時間の枠に陣取る。が、この選択ミスが、後々になって大きく響くことになろうとは思っていない。長そでとかっぱを着て体の冷えるのを防ぐ。どうにか、雨は降らない模様。


04:45
米国国歌斉唱。帽子を脱いで聞き入る。全体が前に動き出す。実はとても後方に陣取っている事に、この時点で気付いたが、すでに遅かった。どうみても、ランナーと思えない体格の方々が沢山前方に居る。”雨だったら、歩こうか”を平然と言っている姉ちゃんたちも多い。
長そでとかっぱは、脱ぎ捨てて、5時花火が上がると共にStart、したらしい。まったく動かず。スタート地点のやぐらは見えるのだが、進む気配なし。花火が奇麗なので、ちょっとの間、見入る。花火が打ち終わってもまだ、集団は走りだしていない。


スタートラインをまたいで、少し走りだす。が、ここで、雨が降ってくる。どんどん 降ってくる。いきなり、シャツも靴も重くなる。雨は激しくなるばかり、体がどんどん冷えて行く。しまった、スタートでカッパを脱ぎ捨てるんじゃなかった。。。後の祭り。公道は広いのに人がいっぱい。案の定いきなり歩いている集団もいて、前に進めない。追い越すにも横に避けてくれない。要するにマラソン初心者ばかりなので、致し方ない状態。しかたなく、多少の危険性承知で路側帯を走る。狭く、コンクリートの側溝の蓋の上なので、慎重に足を運ぶ。同じことを考えるランナーも多く、ここも渋滞気味。
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3Mile 28’01”
ダウンタウンに入って、CityLightsが非常にきれいだった。ただ、スコール状態でじっくり見ている余裕はなし。そもそも、腕時計を見てもタイムが読めない程に雨が激しい。右手にはめた、リストバンドの予定時刻表はまったく読めない。Mile看板もわからない。これには参った、ペースがどうなっているのか掴めない。自分の息遣いを考えると、普段の練習よりも遅いペースだと思う。
アラモアナSC付近で、Austriaの3人衆を見つける。ほど、自分のペースと同じ感触なので、並走する。3人衆は陽気にぺちゃくちゃはなしながら、写真を撮りながら走っている。こんなに暗くて、雨の中で写真はとれているのだろうか?しかも、デジカメ、この雨で壊れないだとうか?実は、ハワイにきてから自分は安物デジカメをスコール浴びせてしまい釈迦になった。
ワイキキ中心街も雨・雨・雨。景色はほとんど見えない、この雨なので、観客も少なく歓声も聞こえない。旅行業者の皆さんの応援がひときわ大きく聞こえる程度。それに、路面が滑る感じ。ターサーに慣れていないからだとうか。
カピオラニ公園付近から集団も相当バラけて、走りやすくなってきた。しかし、雨が未だ、激しい。この雨の中で、山上りをするのかと思うと、気もめげる。登り坂は2車線だが、片側を規制されていて、隣と肩がぶつかるのでは無いかと思えるほどに集団走行。周りのペースも上がらない。
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顔を拭いても拭いても水滴が目に入る。どうにか、登り切ってから左に折れて下り坂になっても、ペースは上がらない。登りと下りが断続的に続く。高速道路に入る手前の道路は舗装が悪い。しかたないので、センターラインを越えて走っていたらパトカーが寄ってきて、中に入れと怒られた、まじに、Policeは怒っていた感じ。何とかの一つ覚えで、親指と小指を立ててPoliceに挨拶しておいた。


6Mile 0:54’24”
9Mile 1:22’19”

ハーフ 2:00’22

ペースが上がらないだけでなく、なんか、体が重い、特に、腰の右側が。走りを変えてみても全く変わらない。どうしたもんかと思ってふと、パンツのポケットに手をやると、タオルがぐっしょり雨に塗れていいて、本当に重くなっていた。これか!、いったんしぼって、次の給水ポイントで捨てた。右の違和感はこれで解消した。高速道路に入る頃には雨は止んでいた。さあ、もうすぐハーフ、自己計時 2時間0分22秒。スタートロスを考えても遅い。このあたりから、膝やらハムストリングが悲鳴を上げる前兆が起こるのだが、今回は変化無し。ペースが遅い分、体への負荷は少ないからであろう。
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16Mile 2:26’39”

晴れてきたので、気も取り直して走っていると、後ろから声をかけられた。シャツの背中の会社ロゴを見て声を掛けたとのこと。大森の設計屋さんだった。走りも軽く、相当、走っている感じだった。
のこり10Mileになったので、すこし意識的にペースを上げてみる。が、それがまた、いけなかった。30Kmまでペースアップが持たずに、そこから大失速。足が前に進まない。目星をつけていたランナーにどんどん、離されていく。追従できない。こうなると、復活できないのが自分の弱いところ。普段の練習でもこういったケースで立ち直れないのだから、本番で爆発は無理だった。


20Mile 3:03”23”

高速を降りてからも、足が動かない。でも、ひざの痛みは無い。その点は安心して走った。高級住宅街では住民が セルフエイドを提供してくれている。オレンジはおいしかった、ありがとう!
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小刻みなアップダウンが続き、ペースは落ちるばかり。
でも、空はとても青く、晴れてきた。最後のダイヤモンドヘッドの登りでは、海が見えてとても綺麗だった。本当にホノルルを走っているんだ!との感覚が込み上げてくる。
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25Mile 3:56’23”
Goal  4:08’32”
山を下って、カラカピオ公園が見えてきた、さあ、ゴールだ。最低限 4時間10分は切りたい。ラストの直線、大勢の声援が聞こえる。人波で埋め尽くされたゴールストレートをひたすら走る。自然と笑顔が出てくる、これが、ホノルルマラソンの魅力なのか!さあ、両手をあげて 晴れてGoal!。 完走してみれば、変化があって面白いコースだったと思う。(4時間8分32秒自己計時)
081218_213922.jpg081218_213947.jpgGoal!!!.jpg081218_214211.jpg

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